読書会の効用について(2)~『聴く』ということ~

こんにちは。雪だかみぞれだか降りましたね@東京。

1)2/18(日)に、「読書会の効用について(1)」について書いた。

 

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2)今回は、「読書会」での「聴く」という側面にスポットをあててみたい。

3)「読書会」って、レジュメを切って(=内容をまとめて書いて)、それについてディスカッションするんじゃないの?

4)確かにそういう点はある。しかしここでは、あえて「聴く」ことにを主題としたい。

5)先にもあげた『読書と社会科学』(内田義彦)では、まず「会」は楽しくあれ、そして「聴き上手」たれ、と述べている。

6)発言者が「そうそう、私はそれが言いたかったんだよ!」と言ってもらえるような会の雰囲気を作り上げ、注意深く聴くことで、さらにそれを促していく。

7)誤解を恐れずに言えば、カウンセラーのように聴くということだ。であるからには、発話者の内側で、発言内容が醸成されるのを「待つ」ということも必要だろう。8)妙な言い方をすれば、会全体において、「聴かれることを待っている」発言というものが埋まっているのではないかとぼくは思っている。

9)それが一つでも二つでも引き出すことができれば、その「会」は成功なのだと思う。

 

まつき